定番のお供え物は?
2016.12.20

subimg03家族の誰かが亡くなった場合、葬儀を行った後遺骨は墓地に埋葬することが一般的です。最近は散骨を希望する人も多くなっており、一概には言えませんが、ほとんどの人が何らかの形でお墓に埋葬するという選択肢を取っているようです。墓地には様々なタイプがあり、ひと昔前までは、菩提寺の墓地というのが当たり前だったかもしれません。しかし最近は、霊園と呼ばれる共同墓地にお墓を建立する人が増えてきています。共同墓地の場合、交通のアクセスが良かったり、眺めが良いなどのメリットがあります。また、宗教が身近ではなくなっている現代においては、宗教を問わない墓地というのは非常に魅力があるそうです。このため、霊園にお墓を持っている人の割合が非常に多く、お彼岸やお盆など命日以外の共通の仏教を起源とする行事が執り行われる日には、多くの人がお墓を訪れます。

お墓参りは故人と語らい、今ある自分との関係性を確認するための行為だといわれています。しかしそれだけではなく、お墓の掃除をすることもあるでしょう。そのため、お墓参りには掃除をするための道具を持参する必要があります。草が生えていることもあるので、草むしり用の軍手などは必需品です。小さなほうきやちりとりもあると良いかもしれません。また、墓石は雑巾などで汚れをふき取るほうが長持ちするので、雑巾やたわしも忘れないように持って行きましょう。定番のお供え物としては、まずお花とお線香があげられます。供養のために花は不可欠なもので、お線香は今ある自分たちの存在を知らせるために灯されるそうです。お彼岸にはおはぎやぼたもちが定番のお供え物として認識されています。

また、定番ではありませんが、故人が好きだった食べ物をお供えする場合もあります。故人が好きだったものにはお酒などのアルコール類、タバコなどが含まれる場合も多いでしょう。お墓参りは故人を偲ぶ時間であるので、故人が好きだったものなどを遺族同士で記憶をたどりなおしてみるのも供養のひとつになるはずです。ただ、お花やお線香以外のお供え物は、帰宅時に持ち帰る必要があります。食べるものを置いたままにしておくと、カラスや猫が食べにきて墓石や墓地を汚す原因となる場合が少なくありません。お酒やタバコなどもそのままにせずきちんと片付けなくてはなりません。特に霊園の場合は多くの人が訪れるため、清潔に保つ心掛けが大切です。周囲のお墓に迷惑がかからないように供養をすることがお墓参りの前提だといえます。

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